水沼尚輝「明日はこのタイムを上回れるように」 男子100Mバタフライ決勝進出！自己ベスト更新目指す

水沼尚輝（右）と松元克央

　◇パリ五輪第8日　競泳　男子100メートルバタフライ準決勝（2024年8月2日　ラデファンス・アリーナ）

　競泳男子100メートルバタフライの準決勝が行われ、水沼尚輝（27＝新潟医療福祉大職）は2組で51秒08の5位で全体8位で決勝に進出した。松元克央（27＝ミツウロコ）は1組で51秒69の7位で全体15位となり敗退した。

　2組8レーンの水沼は「ラスト5メートルぐらいでバテてしまった部分もある」としながら51秒08の5位でフィニッシュ。1組の4位よりも早いタイムで全体8位となり、見事決勝進出を決めた。

　あすの決勝へ「しっかりとリカバリーして、明日はこのタイムを上回れるように頑張りたい」と見据え「決勝で自己ベストを出すことに目標をおいて練習してきているので、練習の成果をみなさんの前でお披露目したい」と最高の泳ぎを見せる構えだ。

　50秒81の日本記録保持者・水沼は、予選では51秒62の全体15位通過。26秒台を目指していた後半が27秒42と伸びなかった。予選から50秒台が7人並ぶ状況に、「世界のレベルが凄くまた上がっている」と驚いていた。