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前田健太 当面は救援で起用 指揮官が方針示す 先発では防御率7点台も配置転換後は復調気配

スポニチアネックス / 2024年8月3日 9時19分

タイガース・前田健太(AP)

 中継ぎに配置転換されているタイガースの前田健太投手(36)が当面は現在の中継ぎの役割を担うと複数の米メディアが2日(日本時間3日)に報じた。

 タイガースのA.J.ヒンチ監督が前田の今後の役割について言及。中継ぎに固定するわけではないが、当面は現在の役割を担うと明かしたという。

 地元メディア「デトロイト・フリープレス」のエバン・ペゾルド記者は「永遠にリリーバーとして働くわけではない。しかし、今のところヒンチは昨オフに2年総額2400万ドル(約35億円)の契約を結んだベテランの働きを変えたくないようだ。36歳の前田は、15先発で65回2/3を投げて防御率7.26、23四球、50奪三振を記録したが、タイガースがブルペンに転向させてからは、3度の救援登板で10回2/3を投げて防御率3.38、0四球、10奪三振という素晴らしい成績を残している」と伝えた。

 前田は救援配置転換後、過去3登板全てで複数イニングを投げており、前回28日の古巣ツインズ戦ではブルペンデーの3番手で0―1の3回無死一、三塁から登板し、5イニングを5安打1失点、4奪三振無四球と好投。先発復帰をアピールし「僕にとってはいいステップになる」と手応えを口にしていた。

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