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東京六大学野球連盟が就職セミナー 慶大のエース外丸東真も一就活生として「強みを即答したい」

スポニチアネックス / 2024年8月3日 14時19分

受講した外丸(撮影・柳内 遼平)

 東京六大学野球連盟は2日、都内で6大学の3年生部員らを対象に「就職セミナー」を実施した。アスリートキャリア支援委員会、株式会社ナイスガイ・パートナーズの運営協力の下、就職活動の心構え、企業研究などについて講習。慶大のエース右腕・外丸東真投手(3年)は「就活において先輩たちがどういうことをやってきたのか知るきっかけになりました」と語った。

 野球部員らが就職活動をスムーズに行うために実施されてきた研修は10年目を迎えた。当日はエントリーシートの書き方、服装、言葉遣いなど就活マナー、各業界の概要などを学んだ。強いプロ志望を抱く外丸だが「就職も選択肢の1つ」という。研修においては大学球界の有力選手ではなく、一就活生。「自分の強みが何かパッと出てこなかった。強みを即答できるようにしていきたい」と表情を引き締めた。

 昨秋は慶大のエースとしてリーグ戦、明治神宮大会の制覇に貢献。今夏は侍ジャパン大学日本代表に選出され、オランダとチェコで日の丸を背負って戦った。140キロ前半の直球、スライダー、ツーシームでコーナーを突くスタイル。ただ、米国戦では1回2/3を3失点。「今のままだと限界があるというか、苦しいピッチングになると感じた」と振り返る。大学代表では今秋ドラフト上位候補の愛工大・中村や法大・篠木らアマ球界でもトップクラスの球威を備える投手がいた。「他の代表選手と比べると三振を取る能力が劣る。空振りを取れる能力をつけないといけない」とレベルアップの必要性を痛感した。

 現状のスタイルでもアマチュア球界で太く、長くプレーできるかもしれない。それでも外丸はプロ野球への「就職」が目標。慶大で残すシーズンは3季。「やっぱり秋は4年生とできるラストシーズンなので優勝に導けるピッチングをしたい」。勝利とレベルアップを追求し続ける。(柳内 遼平)

 ◇外丸 東真(そとまる・あづま)2004年(平16)2月22日生まれ、前橋市出身の20歳。小3から野球を始め、桂萱中では軟式野球部に所属。前橋育英では3年夏に甲子園出場。慶大では1年春からリーグ戦デビューし、通算39試合で14勝9敗、防御率2.04。遠投100メートル。50メートル走6秒3。1メートル73、75キロ。右投げ右打ち。

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