ソフトバンク又吉克樹「もう3年。まだ3年。」天国の後輩へ思い 中日は大野雄大がナイターで先発

ソフトバンク・又吉

　ソフトバンクの又吉克樹投手（33）が3日、自身のX（旧ツイッター）を更新。2021年8月3日に亡くなった中日時代のチームメート、木下雄介さん（享年27）を追悼した。

　ソフトバンクはこの日、午後2時開始の日本ハム戦（みずほペイペイ）を戦っているが、又吉は試合前の午前9時35分に「もう3年。まだ3年。」と短く投稿。「98　Y.K.」と木下さんが付けていた最後の背番号とイニシャルが刺繍された茶色と黒のグラブ2つの写真を添えた。

　木下さんは2021年3月21日のオープン戦で投球した際に右肩を脱臼。4月に右肩と右肘の手術を受け、リハビリに励んでいた7月6日にナゴヤ球場で倒れた。緊急搬送され入院。8月3日に27歳の若さで息を引き取った。

　又吉は当時中日に在籍しており、1993年生まれの木下さんより3学年上だが、大事な投手仲間。命日にあたり、改めて天国の後輩に思いを寄せた。

　なお、又吉はこの日の日本ハム戦でベンチ入りしており、登板する可能性もある。

　また、木下さんが在籍した中日はこの日、午後6時開始のナイターで広島戦（マツダ）が予定されている。

　予告先発投手は、野球日本代表「侍ジャパン」が東京五輪で優勝した2021年8月7日に表彰式で金メダルを空に掲げ、天国の木下さんに報告した大野雄大投手（35）となっている。