1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

柔道混合団体 日本が薄氷の準々決勝進出!阿部詩が金メダルへ一本勝ち先陣 スペインと3―3…代表戦勝利

スポニチアネックス / 2024年8月3日 16時31分

<パリ五輪 柔道>延長戦で高市未来を応援する阿部詩(左から2人目)ら(撮影・平嶋 理子)

 ◇パリ五輪第9日 柔道(2024年8月3日 シャンドマルス・アリーナ)

 柔道混合団体が行われ、日本は初戦となる2回戦のスペイン戦に3―3からの代表戦で薄氷の勝利。準々決勝進出を決めた。

 日本のオーダーは女子57キロ級に阿部詩、男子73キロ級に橋本壮市(パーク24)、女子70キロ級に高市未来(コマツ)、男子90キロ級に村尾三四郎(JESグループ)、女子70キロ超級に高山莉加(三井住友海上)、男子90キロ超級に斉藤立(JESグループ)となった。詩、高市、高山は1階級上のカテゴリーで戦った。

 連覇を狙って臨んだ7月28日の女子52キロ級でまさかのメダルなしという結果に終わった阿部詩。衝撃の2回戦敗退から6日、パリの畳に再び立った。57キロ級のアリアネ・トロソレルとの対戦。序盤で技ありを奪われるも、2分15秒に豪快に相手を倒し一本。しかし、判定が技ありに変更となり試合再開。動じなかった詩は、本戦の残り1秒に豪快な背負い投げで2つ目の技ありを奪い合わせ技一本で見事な勝利を飾った。

 2人目の橋本が敗れたものの、高市、村尾が連勝。しかし高山、斉藤が敗れまさかの3―3。代表戦の抽選で対戦は女子70キロ級に。高市が一本勝ちを収めていたクリスティナ・カバナペレスとの再戦でも一本勝ちを収め、大接戦の末に勝利をつかんだ。

 <ルール> 混合団体戦は男子3、女子3の計6選手で構成される。階級は男子が73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子は57キロ以下、70キロ以下、70キロ超となり、同じ階級の選手同士が戦う。試合時間はそれぞれ4分間。一本勝ち、不戦勝、相手の棄権による勝利は10点、技ありでの優勢勝ちは1点、指導差の勝利は0点。決着がつかない場合は、ゴールデンスコア(GS)方式の延長戦を行う。スコアや指導数が相手より多くなった時点で、延長戦はただちに終了する(サドンデス)ため、引き分けはない。6人が終わり、勝利数や得点で決着がつかない場合は、無作為に選ばれた階級区分の選手で代表戦を行う。4チームに与えられるシード権は、6選手の世界ランキングを得点化し、その合計によって決定する。

 混合団体の試合順は抽選で決まる。2017年世界選手権で混合団体戦が行われた際、男女各3人が軽量級から順に対戦したが、日本は軽量級に世界王者クラスがおり、早々と勝負がついて面白みに欠けたことから抽選に変わった。勝敗が決すれば、後の試合は割愛される。

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください