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【フェンシング】女子サーブル団体でメダル王手!旗手の江村美咲らで世界ランク2位のハンガリーから大金星

スポニチアネックス / 2024年8月3日 21時4分

フェンシング女子サーブル団体1回戦、ハイタッチを交わす江村(左)と福島(ロイター)

 ◇パリ五輪第9日 フェンシング女子サーブル団体(2024年8月3日 グランパレ)

 世界ランキング7位の日本は、江村美咲(立飛ホールディングス)、高嶋理紗(オリエンタル酵母工業)、福島史帆実(セプテーニ・ホールディングス)の3人で1回戦に臨み、同2位のハンガリーを45―37で破る大金星を挙げた。この勝利で準決勝進出を決め、同種目で日本勢初のメダルに王手を掛けた。

 日本は第1試合で高嶋が5―3とリードを奪うも、第2試合で江村、第3試合で福島が崩れ、逆転を許した。しかし16―20で迎えた第5試合で、福島が9―0と大差で勝ち、25―20と試合をひっくり返した。第7試合の途中には一度同点に追い付かれたが、再びリードを奪い、最後はアンカー江村が試合を締めた。

 今大会の個人戦では江村が2回戦、他の2人は1回戦で敗退した。特に22、23年の世界選手権を連覇し、開会式で旗手を務めた江村には女子個人初のメダルに期待が集まったが、まさかの結末に。3人が気持ちを切り替えて臨んだ団体初戦。厳しい戦いが予想されたが、一丸の戦いで番狂わせを起こした。

 この後行われる準決勝では、世界ランキング3位のウクライナと対戦する。

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