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【女子バレー】古賀紗理那「最後かも…」勝利後に思いあふれ号泣 写真撮影後にコートに突っ伏し…

スポニチアネックス / 2024年8月3日 21時23分

<日本・ケニア>試合後、号泣した古賀紗理那をねぎらうチームメートたち(ロイター)

 ◇パリ五輪第9日 バレーボール女子1次リーグB組 日本―ケニア(2024年8月3日 パリ南アリーナ)

 12年ロンドン五輪の銅メダル以来12年ぶりのメダル獲得を目指す世界ランキング7位の日本は、1次リーグ最終戦で同20位のケニアと対戦し、3―0のストレートで今大会初勝利。1勝2敗で勝ち点3の同組3位となり、準々決勝進出へ望みをつないだ。あす4日に行われるC組最終戦で開催国フランスが同6位の米国にストレート勝ちすれば、セット率で上回る日本の8強が決まる。

 勝利を決めたあと、古賀紗理那はあふれる思いを抑えきれなかった。コート上で選手、スタッフ全員で写真撮影した後にコートに突っ伏して号泣した。選手、スタッフらが優しく肩をたたき、寄り添う姿があった。

 その後のインタビューで、古賀は「今日勝って、最後かもしれないし、最後じゃないかもしれないっていうところで、みんなで気持ち立て直して勝ててよかった」と試合を振り返った。

 今大会をもって現役引退を表明している古賀。8強進出へ崖っぷちとなったが「今日はキャプテンとかそういうのを考えずに、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」と、純粋な気持ちでコートに立っていた。

 8強進出に望みをつなぎ「今日が最後だったかもしれないし、次、最後じゃないかもしれない。もう一回しっかり気持ち入れて頑張りたい」と声を震わせた。

 日本は岩崎こよみ、林琴奈、古賀、石川真佑、山田二千華、荒木彩花が先発。第1セットは2―1から6連続ポイントを奪うなど優位に試合を進め、和田由紀子、石川の攻撃で得点を重ねる。一度もリードを奪われることなく25―17で先取し、今大会初勝利へ幸先よいスタートを切った。

 第2セットは序盤ケニアにリードを許したが、相手ミスもあって中盤の連続得点で追いつくと、その後は一進一退の展開。それでも終盤、宮部のサーブで崩して古賀が決めてセットポイントを握ると、最後も古賀が決め切って25―22で2セットを連取した。

 第3セットは序盤から大量リードを奪い、そのまま押し切った。

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