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【女子バレー】わずかに8強望み…真鍋監督は古賀紗理那を労う「古賀のチームなので、よく頑張ってくれた」

スポニチアネックス / 2024年8月3日 21時31分

<日本・ケニア>試合後、笑顔で記念撮影する日本女子代表の選手、スタッフたち(ロイター)

 ◇パリ五輪第9日 バレーボール女子1次リーグB組 日本―ケニア(2024年8月3日 パリ南アリーナ)

 12年ロンドン五輪の銅メダル以来12年ぶりのメダル獲得を目指す世界ランキング7位の日本は、1次リーグ最終戦で同20位のケニアと対戦し、3―0のストレートで今大会初勝利。1勝2敗で勝ち点3の同組3位となり、準々決勝進出へ望みをつないだ。あす4日に行われるC組最終戦で開催国フランスが同6位の米国にストレート勝ちすれば、セット率で上回る日本の8強が決まる。

 試合後、真鍋政義監督は「2試合思うような成績ではなかったが、きょうはスタートから明るく楽しくやろうと言った」と試合前にかけた言葉を振り返り、「サーブで相手を崩していた。日本のリズムで試合ができた」と評価。今大会限りでの引退を表明している主将・古賀紗理那は現役最後の試合となる可能性もあるが、指揮官は「古賀のチームなので、キャプテンなのでよく頑張ってくれた」とねぎらった。

 日本は第1セットは2―1から6連続ポイントを奪うなど優位に試合を進め、和田由紀子、石川真佑の攻撃で得点を重ねる。一度もリードを奪われることなく25―17で先取した。第2セットは序盤ケニアにリードを許したが、相手ミスもあって中盤の連続得点で追いつくと、その後は一進一退の展開。それでも終盤、宮部のサーブで崩して古賀が決めてセットポイントを握ると、最後も古賀が決め切って25―22で2セットを連取した。第3セットは序盤から大量リードを奪い、そのまま押し切った。

 1次リーグは12チームが4チームずつ3組に分かれて総当たりで戦い、各組1位、2位と、各組3位の中から成績の良い2チームの計8チームが準々決勝に進む。2連敗でB組3位以下が確定した日本は各組3位の中で上位2カ国に入る必要があったが、この日、日本時間午後4時から行われたC組ではドミニカ共和国がオランダに3―1で勝利。ドミニカ共和国は勝利数1、勝ち点3、セット率=0.71(5/7)の同組3位で8強進出を決めた。

 日本が準々決勝に進むための唯一の可能性は、ケニアにストレート勝ちし、A組で米国がフランスにストレート負けすること。1セットも落とせない崖っ縁の状況だったが、土壇場で会心の白星を挙げた。

 【バレーボールの五輪開催形式】1次リーグは出場12カ国が4カ国ずつ3組に分かれて1回総当たりで実施。各組上位2カ国と3位のうち勝利数、勝ち点、セット率、得点率などの成績による上位2カ国の計8カ国が準々決勝に進出する。1次リーグの成績によって8カ国を順位付けし、準々決勝の組み合わせを決定。1位通過の成績最上位は3位通過の2位と対戦する。

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