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巨人・阿部監督 5戦ぶりスタメンで二塁打の坂本に「らしさ出てきている」「彼なりに必死こいて」

スポニチアネックス / 2024年8月3日 22時6分

<巨・ヤ>2回、坂本は二塁打を放つ (撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人8―4ヤクルト(2024年8月3日 東京D)

 巨人の坂本勇人内野手(35)が3日のヤクルト戦(東京D)で「6番・三塁」に入り、2安打した7月28日のDeNA戦(横浜)以来5試合ぶりに先発出場。初回の第1打席で二塁打を放ち、ともに現役最多の通算2380安打、同453二塁打とした。

 先発左腕・井上が初回、村上に20号2ランを被弾し、0―2で迎えた2回だった。

 先頭の大城卓が遊撃への内野安打で出塁し、無死一塁で入った第1打席。相手先発左腕・高橋の2球目を左翼へ大ファウルしたあとで粘ったフルカウントからの7球目、真ん中付近のカットボールを捉えた。

 打球は高々と上がって滞空時間の長い一打となったが、左翼フェンスを直撃する二塁打に。無死二、三塁とチャンスを広げると、続く岸田が逆転3ランを放って巨人ベンチに笑顔の花が咲いた。

 坂本はその後の3打席では右飛、中飛、左飛で4打数1安打。8回からベンチに下がって交代となった。だが、5回の中飛も左中間フェンスぎりぎりの大きな当たりで、復調気配を感じさせる一戦となった。

 試合後、坂本について聞かれた阿部慎之助監督(45)は「いやもう、いいスイングもできてきましたし、らしさっていうのも出てきているんでね」とコメント。「たまたまヒットにならなかった部分もあるし、彼なりに必死こいてやっているのも分かりますので」と今後に期待していた。

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