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「自分はどうなってもいい」手負いの早田ひな 団体戦出場明言!「3人で一致団結して金メダルを目指して」

スポニチアネックス / 2024年8月3日 22時55分

<パリ五輪 卓球女子シングルス3位決定戦>銅メダルを獲得し感涙する早田(右)(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第9日 卓球(2024年8月3日 パリ南アリーナ)

 女子シングルス3位決定戦で、世界ランク5位の早田ひな(24=日本生命)が、同8位のシン・ユビン(韓国)を4―2で下して銅メダルを獲得した。日本勢の同種目表彰台は、21年東京の伊藤美誠の銅メダルに続き、2大会連続となった。

 1日の準々決勝で左腕に痛みが走り、前日(2日)の孫穎莎(中国)との準決勝は、患部にテーピングを巻く痛々しい姿でプレーして完敗。この日も試合5分前に痛み止めの注射を打って奮闘した。

 「まさかこんなタイミングで神様にいじわるされるとは思っていなかった」と話した早田は、勝負を決めるとコートに座り込み、顔を覆って号泣した。

 5日には団体戦が始まる。「これから明日1日空くので。またたくさんの方に長い時間をかけてケアをしてサポートをしていただくと思う」とし、「まず(シングルスで)銅メダルを獲得できたことは良かったと思う。平野選手と張本選手は(今大会の)メダルを持っているわけじゃないので。メダルに向けて、自分はどうなってもいいと思っているので。メダルを獲るために、3人で一致団結して金メダルを目指して頑張りたい」と出場を明言し、闘志を高めた。

 早田を指導する石田コーチも「今の感じでは、できそうな感じだと思います」と説明。今度は仲間のために、エースは痛みを抱えながら左腕を振る。

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