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侍ジャパン・井端監督 米国視察から帰国 メジャー球団に驚いた「守備練習をあれだけやるんだと…」

スポニチアネックス / 2024年8月3日 23時4分

米国視察から帰国し、羽田空港で取材に応じる侍ジャパン・井端監督

 侍ジャパン・井端弘和監督(49)が3日、7月27日からの米国視察を終えて羽田空港に帰国した。

 ドジャースなどの計4試合を観戦し、カブスの鈴木と今永、カージナルス・ヌートバー、パドレス・松井らと面会。「(26年)WBC、(28年ロサンゼルス)オリンピックがある。日本のために少しでも意識してもらえればうれしい」と目的を語った。

 各球団が試合前に守備、走塁練習に時間を割いて意識を高めていることに驚き、「全球団が守備と走塁というのをまず口に出した。もっと“バッティングにどれだけ力を入れているのか”というところを熱く語るのかな、と思ったら。凄くそこは驚いた。どのような成果があるか」と各国の走塁と守備力向上を警戒していた。

 日本の守備練習との違いも実感。試合前に1時間以上も割いている球団もあり、ノックについては「鬼のような打球の速さを打ってました。そこはちょっと日本のやり方と大きな違いだった。(ノッカーが)フルスイングして振り切っていたので。ちょっとそれは驚いた。コーチ、アナリストに聞いて“より実戦に近い”という。1時間みっちり、守備練習をあれだけやるんだと(驚いた)」と語り、23年からメジャーは極端な守備シフトが禁止されたことが守備の比重が大きくなった要因と分析していた。

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