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岡山学芸館・丹羽 憧れの兄と同じ甲子園の舞台へ 負傷しながら奮闘した姿に「あの鳥肌は忘れない」

スポニチアネックス / 2024年8月4日 6時2分

ノックで軽快な動きを見せる岡山学芸館・丹羽 (撮影・後藤 大輝)

 第106回全国高校野球選手権大会(7日から17日間、甲子園)の出場校による甲子園練習は3日に2日目を迎え、岡山学芸館(岡山)や広陵(広島)など13校が20分ずつ練習した。4日が最終日で、大阪市内では組み合わせ抽選会が開かれる。

 岡山学芸館の背番号11、丹羽知則(3年)は聖地を経験した兄の思いを継ぐ力投を誓った。「兄からは緊張を楽しみに変えられるようにと言われている。勝敗に関係なく楽しみたい」

 5学年上の兄・淳平さんは同校が前回出場した19年夏の背番号3で、先発登板した広島商(広島)との2回戦では打球直撃で顔面を骨折。今年度から完全移行された低反発バット導入のきっかけになった。

 中学2年生だった当時は勝ち上がった3回戦を現地観戦。完治していない状態で「5番・投手」として出場し、安打を放った奮戦を目の当たりにした。「直接言うのは恥ずかしいけど、兄が一番の憧れ。兄の安打が目に焼き付いている。あの鳥肌は忘れない」。アクシデントに負けず聖地に立ち続けた兄の勇姿は同校進学の決め手にもなった。

 淳平さんは現地応援に駆けつける予定。「最高の舞台だと言っていました」と兄が輝いて見えた聖地のマウンドを心待ちにした。

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