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佐々岡真司氏 広島・森下は万全でない中も、カーブを駆使して試合の中でフォームを修正した

スポニチアネックス / 2024年8月4日 5時2分

佐々岡真司氏

 ◇セ・リーグ 広島4ー1中日(2024年8月3日 マツダ)

 広島、中日の両チームとも投手力と守備力を中心とした守りのチーム。失策を含めた守備力の差が勝負の命運をわけた。一方で先発の森下は決して本調子ではなかった。特に序盤は直球の球速はあまり出ておらず、変化球も高めに浮いていた。元々、修正能力が高い投手ではあるが、自らの状態をしっかり理解し、把握して試合の中で修正したことは“さすが”だと言える。

 試合中も捕手の会沢と積極的に会話するなどしっかりコミュニケーションを取っていた。また、直球の球速が出ていなかったことで、より緩急を駆使する狙いでカーブを多投。そしてカーブを投じることで投球フォームを「横ぶり」から本来の「縦ぶり」に戻そうとしていた。捕手のサインに首を振ってまでカーブを投じていたことに意図を感じた。それが8回1失点の結果につながったと思う。

 森下だけでなく、菊池、矢野の二遊間コンビの守りは鉄壁。一つのミスが命取りとなる中で投手、野手ともに守り勝つ野球ができている。これを継続することが何よりも大切だ。(スポニチ本紙評論家)

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