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阪神・岡田監督の継投策ハマらず 同点の7回に送り込んだ岩貞が四球から崩れ決勝点献上

スポニチアネックス / 2024年8月4日 5時16分

<D・神>ベンチで険しい表情を浮かべる阪神・岡田監督(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 阪神4ー10DeNA(2024年8月3日 横浜)

 阪神の継投策にほころびが出た。同点の7回に送り込んだ岩貞が、先頭の8番・林に1球もストライクが入らずに歩かせた。2死二塁で迎えた牧をカウント2ボールから申告敬遠し、佐野との勝負を選択。しかし、うまくいかない。中前へ決勝打を浴びただけではなく、近本の三塁送球を佐藤輝が後ろにそらし、一塁走者まで本塁生還を許した。この回1安打で2点を失い、勝負は決した。

 「いやあ、もう一緒」

 岡田監督は、簡単に四球を出した岩貞をその一言で片付けた。ただ、勝敗のポイントはその前の回にあったと指摘した。1点優勢の6回。大竹が先頭のオースティンに2本目の同点ソロを浴びたことを悔やんだ。

 「初回もあそこ(6回)もホームランだけをおまえ…。(カウント)スリーワンやから考えたらええのに。1点取った後でな。あそこで抑えていたら投げるピッチャーも全然違うわけや。7回から。なんかエアーポケットみたいになるんよ、あれ。初回(オースティンの3ラン)でもそうやろ?1試合に1、2回、なんかあるよな」

 石井と桐敷の頼みの「石桐さん」は、球宴明けの過去7試合のうち5試合に登板していた。同点の場面では使いづらい状況だった。

 監督に復帰して2年目で初めて試合前のシートノックをしなかった。こだわってきたファンサービスの一環を、酷暑による体調面を考慮して取りやめた。その初日に皮肉にも3失策が出たとはいえ、先を見据えて打った一手に変わりはない。8連勝で止まった1敗を引きずるほど、今の虎はヤワではない。(倉世古 洋平)

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