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内村航平氏「銀メダルでもいい、頑張ったと言ってあげて」涙涙の柔道混合団体をねぎらう

スポニチアネックス / 2024年8月4日 2時27分

内村航平さん

 パリ五輪第9日の3日(日本時間4日)、柔道混合団体の決勝が行われ、日本は21年の東京五輪に続きフランスと対戦したが、リベンジは果たせず、銀メダルに終わった。

 決勝は6人を終えても決着がつかず、ルーレットによる抽選で無作為に選ばれた階級区分の選手でゴールデンスコア方式による代表戦を行った。注目の代表戦は男子90キロ超級が選出され、斉藤立(JESグループ)とフランスのレジェンドにして絶対王者のテディ・リネールとの対戦が決定。完全アウェーの雰囲気の中、斉藤は果敢にリネールに立ち向かったものの、最後は1本負けを喫した。

 パリ五輪のNHKの中継でアスリートナビゲーターを務める体操の五輪金メダリストの内村航平氏は「日本発祥の武道とフランスで一番人気なスポーツである柔道の国と国の意地のぶつかり合い。見ていて面白かった」と激闘を振り返った。

 「日本は銀メダル。一番取れなかった悔しさあるが、本当によく頑張ったと思う」とねぎらうと、「同じお家芸として、僕も団体で銀メダルだったらすいませんでしたと言うし、言ってきたと思う。選手たちにはそういう思いをしてほしくない。見ている日本の皆さんに銀メダルでもいいんだよ、頑張ったと言ってあげてほしい。それだけで選手は救われると思う」と、長く世界の第一線で活躍してきたアスリートとして、選手をおもんぱかった。

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