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女子サーブル団体の日本は銅メダル 涙の江村美咲「何とか気持ちで負けずに」完全アウェーでフランス撃破

スポニチアネックス / 2024年8月4日 3時56分

<パリ五輪 フェンシング女子サーブル団体3位決定戦>銅メダルを獲得し喜ぶ江村(右)ら選手たち(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第9日 フェンシング(2024年8月3日 グランパレ)

 女子サーブル団体の3位決定戦で、日本はフランスを45─40で下して銅メダルを獲得。この種目での初の表彰台となった。

 日本は江村美咲(25=立飛ホールディングス)、高嶋理紗(25=オリエンタル酵母工業)、福島史帆実(29=セプテーニ・ホールディングス)、尾崎世梨(21=法大)の陣容。準決勝でウクライナに敗れたが、3位決定戦で完全アウェーの中で奮闘した。

 最後を締めたのは、今大会の日本選手団旗手を務めた江村。メダルを決め、マスクを取るとその目には涙が浮かんでいた。

 個人は3回戦敗退。気持ちを立て直し、「コンディション的にはフレッシュな気持ちで挑めた」と言う。「今日は心強いチームメートと応援のみなさんが本当に粘り強く戦ってくれて、自分も戦うことができた」と話した。

 アンカーの大役を担い、チームを表彰台に導いた。「ここまでチームメートが後ろから背中を押してくれて、何とか気持ちで負けずに前に出ることができた」と胸を張った。

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