パリ五輪 前半で生まれた美しき敗者の言葉「誰がなんと言おうと」「選んだ道を誇らしく」「幸せな時間」
スポニチアネックス / 2024年8月4日 8時31分
7月26日に開幕したパリ五輪は、3日の第9日を終えて折り返し地点を迎えた。
世界中から約1万人のアスリートが集った夢舞台。ほんの一握りの勝者と多くの敗者が生まれ、疑惑や不可解な判定も大きな話題となっている。大会前半を終えた今、美しき敗者によるスポーツマンシップにあふれる言葉、心揺さぶる言葉を紹介したい。
▼柔道・永山竜樹 「オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います。誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」。準々決勝でガリゴスに絞め技をかけられた状態で「待て」がかかったにも関わらず、そこからも絞められて失神一本負け。不可解な判定にガリゴスにもSNSなどで批判の声が飛んだ。
▼体操・橋本大輝 「彼が怪我をして、ここまで乗り越えて、彼の努力と諦めなかった強さに、本当に僕も感動した」。個人総合6位で連覇ならず。金メダルを獲得したのは、大怪我を乗り越えた岡慎之助だった。
▼競泳・池江璃花子 「最後は勝負の世界なので、勝てなきゃ意味ないですし。また4年後、リベンジしに帰ってきたい」。白血病を乗り越え、2大会ぶりの個人種目となった100メートルバタフライで予選落ち。
▼競泳・大橋悠依 「苦しいことの方が多かったけど、ここまでたどり着くことができて、自分自身の選んだ道を誇らしく思う」。200メートル個人メドレーで連覇に届かず。
▼バドミントン・山口茜 「何よりたくさんの人の声援が聞こえて、幸せな時間だったなと思います。五輪3大会を通して結果が全てではないということ、それ以外のことをたくさん感じられたのかなと思います」。3大会連続でシングルス準々決勝で敗れる。
【海外ではこんな選手も…】
▼卓球・王楚欽 「ラケットの影響で負けたわけではない。彼が強かったからだ」。シングルス2回戦前日にラケットが折られる悲劇。予備のラケットで戦ったが、敗れた。
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