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「10回嘔吐」報道の五輪トライアスロン選手、原因はセーヌ川の水質ではない?「そんな私が夏の五輪に…」

スポニチアネックス / 2024年8月4日 13時34分

男子トライアスロン、スタートする選手たち(AP)

 フランス・セーヌ川の水質悪化が懸念される中、7月31日に行われたパリ五輪のトライアスロン男子。「10回嘔吐(おうと)した」と報道された選手の新たな発言を米紙「ニューヨーク・ポスト」などが報じた。

 

 トライアスロン男子のタイラー・ミスラウチュク(カナダ)は「合計10回嘔吐したと語った」と報道されていたが、本人はそれが“暑さ”によるものだったのではないかと示唆しているという。米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、「全力を尽くしました。レース後に10回嘔吐しました…最後のラップでは非常に暑くなりました」とした上で「私は(カナダ・マニトバ州最大の都市)ウィニペグ出身で冬は-50℃になります。そんな自分が夏のオリンピックにいるんです」と自身の“暑さ耐性”が無いと語っていたとした。

 また、同日開催されたトライアスロン女子で24位だったヨリーン・フェルマイレン(ベルギー)は「たくさん水を飲んだので、体調が悪いかどうかは明日わかるでしょう。もちろん、コカ・コーラやスプライトのような味はしなかった」と答えたと伝えられていた。さらに「橋の下を泳いでいる時、あまり考えたり感じたりするべきではないものも見た」と話したと複数のメディアで報道。

 ところが、フェルマイレンは報道を受け、英語に翻訳された言葉が正しく伝えられていないと主張しているという。豪ニュースサイト「News.com.au」に対し、インタビューが「明るさ」と「ユーモア」をもってセーヌ川の水泳について話した彼女の意図をメディアは汲み取っていないとし「翻訳がただ…お粗末なんです」と指摘。続けて「彼らは新しい言葉を作り出し、誇張表現を使っている」と語ったと報じている。

 セーヌ川の水質とトライアスロンを巡っては、先月26日の開会式から翌日まで降った雨の影響で、汚水が川に流れ込み、水質が低下。スイム練習は2日にわたり中止され、男子の競技自体も30日から開催延期に。31日に水質検査の結果が基準値を満たしたことから、女子との同日開催に踏み切った。

 セーヌ川では今後、8日にマラソンスイミングの女子10キロ決勝、9日に同男子10キロ決勝の開催が予定されている。

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