バレー女子 日本の1次L敗退が決定 米国が第1セット先取で12年ぶりメダルの夢ついえる

得点を挙げ喜ぶ米国の選手たち（ロイター）

　◇パリ五輪第10日　バレーボール（2024年8月4日　パリ南アリーナ）

　バレーボール女子の日本の命運を握る、1次リーグA組の米国―フランス戦が始まった。

　日本は前日（3日）のケニア戦で1次リーグB組の全日程を終えて同組3位。1次リーグは12チームが4チームずつA～Cの3組に分かれて総当たりで戦い、各組1位、2位と、各組3位の中から成績の良い2チームの計8チームが準々決勝に進む。

　日本は既にC組3位のドミニカ共和国にセット率で劣ることが確定。準々決勝に進むためには、世界ランク6位の米国が同19位のフランスにストレート負けすることが条件となる。

　日本にとってかなり厳しい状況の中、第1セット終盤で米国がフランスを大量リード。米国が下馬評通りの力を見せこのセットを先取し、その瞬間に日本の敗退が決定した。12年ロンドン五輪の銅メダル以来12年ぶりのメダル獲得を目標に掲げていたが、夢がついえた。