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【バスケ女子】宮崎早織「マイナスなことは一つもないんじゃないかな」 チームの3年間の歩みを誇る

スポニチアネックス / 2024年8月4日 20時25分

ベルギーの厳しいディフェンスを受ける日本代表・宮崎(AP)

 ◇パリ五輪第10日 バスケットボール女子1次リーグC組 日本58ー85ベルギー(2024年8月4日 ピエール・モロワ競技場)

 女子バスケットボール日本代表(世界ランク9位)は、パリ五輪1次リーグC組最終戦でベルギー(同ランク6位)と対戦。第1Qは3Pシュートを全て失敗するなど前半から苦しい展開が続き、ベルギーに58ー85で敗れて3連敗で1次リーグ敗退。2大会連続メダル獲得を目指したが、8強を前に姿を消した。

 宮崎早織(28=ENEOS)は試合後に「ここまで全てを懸けて五輪のために頑張ってきた。この3年間で凄く成長できた。W杯から苦しいことも楽しいこともあったが、選手として最後まで頑張れたんじゃないかなと思うし、最後まで一緒に戦ってくれた仲間たちを誇りに思う」と充実感を口にした。

 大差での敗戦となったが、「気持ちもそうですし、ディフェンスのところで高さがある分やられてしまうのはずっと言われていたことだったが、そこだったのかなと」と敗因を分析。「まだ可能性はあるし全力で楽しんで戦おうというのは選手全員に言っていたので、最後まで声を出し続けて戦えたと思う」と振り返った。

 前半は特にシュートの成功率が悪かったが「我慢してディフェンスを頑張ることしかできないので。タイムアウトの時も我慢してやり続けるよという話はした」と明かした。

 前回大会で銀メダルを獲得し、追われるものとしての重圧も経験した。「私たちも成長したとは思うが、世界のチームもスカウティングしてきている。3年間戦ってきて高さはずっと課題だったが、一歩一歩ここまで努力して頑張ってこれた。マイナスなことは一つもないんじゃないかなと思う」と前向きな言葉。最後は4年後について「全然そんなことは考えられないです」と笑い、コートを後にした。

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