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悲願の五輪金メダルへ 松山英樹は4つ伸ばして勝負のバックナインへ 圧巻の3連続バーディーに大歓声

スポニチアネックス / 2024年8月4日 21時55分

<パリ五輪・男子ゴルフ最終日>1番、ティーショットを放つ松山(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第10日 男子ゴルフ(2024年8月4日 ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)

 最終ラウンドが行われ、通算11アンダーの4位でスタートした21年マスターズ覇者の松山英樹(32=LEXUS)は、前半9ホールを終え4バーディー、ノーボギーの通算15アンダーで勝負のバックナインに臨む。ハーフ終了時点で、ジョン・ラーム(29=スペイン)が5つ伸ばし通算19アンダーで単独首位。松山は3位タイで折り返した。

 勝負の一日が始まった。1番パー発進のあと、2番で早くもバーディーを奪う上々の滑り出しを見せた松山。アイアンの切れが鋭く、4番から圧巻の3連続バーディーを見せ観客を沸かせたで4つ伸ばした。

 前回21年東京五輪でメダルまであと一歩の4位だった松山は、第1ラウンドで8バーディー、ボギーなしの63をマークし、8アンダーで単独首位発進。

 第2ラウンドも7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算11アンダーで首位を守った。

 前日の第3ラウンドでは、3バーディー、3ボギーの71で回り、通算11アンダーの4位に後退も「(金メダルの)チャンスがある位置で終えることができたので、最終日はいい一日にできるように頑張りたい。いいプレーをしたい」と語っていた。

 ◇松山 英樹(まつやま・ひでき)1992年(平4)2月25日生まれ、愛媛県松山市出身の32歳。4歳でゴルフを始め高知・明徳義塾高で全国優勝。東北福祉大2年だった11年11月に日本ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズでアマチュア優勝。プロ転向した13年に日本ツアー賞金王となり、同年秋から米ツアーに本格参戦した。21年マスターズで日本男子初のメジャー制覇。今年2月のジェネシス招待を制し、アジア勢単独最多となるツアー通算9勝を挙げた。日本ツアーでは通算8勝。1メートル81、89・8キロ。

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