競泳・松下知之、メダル獲得後は選手村を満喫「個人的に一番うれしかった」あの選手と会話

＜パリ五輪第10日＞会見後のフォトセッションで自由形ポーズを披露する松下

　◇パリ五輪第10日（2024年8月4日　ジャパンハウス）

　競泳男子400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した松下知之（19＝東洋大）が4日、パリ市内でメダリスト会見に出席し、喜びを語った。

　壇上に上がると「ずっと夢見てた五輪の舞台で自分の今持っているパフォーマンスを最大限出して銀（メダル）を獲ることができた。凄くうれしい」と笑顔で語った。

　メダル獲得後は重圧などから解き放たれ、選手村で五輪の雰囲気も満喫。柔道男子66キロ級で金メダルを獲得した阿部一二三（26＝パーク24）と会話できたことが「個人的に一番うれしかった」と明かし、メダル獲得を祝福してもらったという。

　今月1日には19歳の誕生日も迎え「18歳は人生で一番練習を頑張った1年」と振り返った松下。今後に向け「まだまだタイムが狙えそうなので、上げられるところまでタイムを上げたい。レオン・マルシャン選手（フランス）が世界新を出してるので、そこにどれだけ近づけるかを目標にしながら頑張りたい」と決意を新たにした。