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阿部詩 2回戦敗退の瞬間は「あ、やられたなと」 本音引き出したレジェンドにネット称賛「さすが」

スポニチアネックス / 2024年8月4日 23時25分

<パリ五輪 柔道>混合団体戦、銀メダルを獲得した阿部一二三(左)と阿部詩(撮影・平嶋 理子)

 パリ五輪柔道女子52キロ級で2回戦敗退を喫した阿部詩(24=パーク24)が4日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・00)にパリから生出演。柔道男子60キロ級で五輪3連覇を果たした野村忠宏氏(49)から敗れた瞬間のことを質問され、答える場面があった。

 男子66キロ級を連覇し、混合団体では銀メダルを獲得した兄・一二三らとともにパリのスタジオから出演。

 野村氏は東京のスタジオから個人戦について質問。「試合内容を見てもパーフェクトな仕上がりだったと思う。投げられた瞬間だけ、あそこに魔物がいたような感じ。あの一瞬は詩選手にとってはどんな感覚でした?」と投げかけた。

 阿部は「感覚としては…ほんとに調子が良くて、(自分が相手を)投げられるなっていう一瞬のスキを攻められてしまったなという感覚でしたね」と答えた。

 さらに「技に入ってきた瞬間にもうダメだと思ったか、まだ返せると思いました?」と聞くと、「もう完全に体は死んでたと思うので…あ、やられたなっていうのはすぐわかりました」と敗れた瞬間の心境を吐露。「オリンピックの畳の舞台でしかリベンジはできないと思うのでロスに向けて頑張りたい」と次回を見据えた。

 野村氏だからこそ聞けた個人戦の話題に、ネット上では「皆が触れるのを避けてる個人戦の話に戻したと思ったら、投げられる瞬間のことを詳細に質問していて、阿部詩選手の本音を聞き出していましたよね。さすがレジェンド」「良い質問」とコメントが寄せられた。

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