体が悲鳴を上げて大泣きしたあの頃から6年…アイドルカレッジ海老原優花 リベンジの舞台は「アイドル人生の集大成」【ソロインタビュー連載第7回】
スポニチアネックス / 2024年8月5日 11時1分
結成15周年を迎えた女性アイドルグループ「アイドルカレッジ」(アイカレ)が9月6日、東京ドームシティホール(TDCホール)でのワンマンライブを行う。18年以来、2度目となる同所での単独公演。前回は力みすぎたパフォーマンスや集客面で悔いの残る結果に。今回はその「リベンジ」を掲げて臨む。初期メンバーとして15年の歴史を支えてきた南千紗登、活動歴13年で現リーダーの海老原優花がそろってこの9月に卒業し、大きな転換期を迎えたアイカレ。新曲「ナンバーワン主義」に込められたメッセージ、そしてTDCホールへの決意を聞いた。○回目はリーダーの海老原優花です。
――15周年を迎えたアイドルカレッジの新曲「ナンバーワン主義」に込められたメッセージをどのように受け止めていますか?
「この新曲は私にとって最後のシングルになります。アイカレとして13年間活動を続けてきて、応援してくださったファンの方々に、曲の歌詞にあるように『応援していてよかった』と思ってもらえたら嬉しいです。個人的にはナンバーワンよりオンリーワンを目指してきた人間ですが、皆さんに自慢できる推しメンになれていたらと思っています。また、リーダーなので、リーダー目線からのメンバーに対するメッセージも込められています」
――歌詞が印象的です。
「2番のAメロの『どうやって君の魅力伝えよう』や『次は君の番だ』というフレーズは、私とちいちい(南千紗登)が抜けた後の次世代のメンバーに対する思いが込められているので、そういうところも皆さんに伝わればいいなと思います」
――MVの見どころは?
「これまでのアイドルカレッジの作品とはガラリと変わって、ドラマ仕立てになっています。めちゃくちゃ走るシーンがあって非常に面白かったです。また、9月6日にTDCホールでワンマンライブが決まっていて、MVの最後にはそこを目指している風景が収められています」
――15年という年月を積み重ねてきたグループの歴史を感じるエピソードは?
「最近はアイドルの夏フェスが多いですが、アイドルカレッジはどのフェスでも大体、皆勤賞なんです。7月20、21日は関ケ原唄姫合戦に参加し、グループとしても個人としても皆勤賞だったことが凄い誇らしかったです」
――体調管理も大変ですよね。
「ちょっと熱中症になりかけるんですよ、毎回。今回は結構危なかったんです。やっぱり外で、めちゃめちゃ暑いので。こまめに水分をとっていても、野外ステージで必死にやればやるほど、頭がボーッとしてきちゃって熱中症気味に(笑い)」
――9月6日のTDCワンマンライブに向けて自分の役割をどうとらえていますか?
「リーダーとして最後までメンバーを育てていきたいし、より良いパフォーマンスのためにいろんなアドバイスをしていきたい。ちいちいも抜けてしまうので、これまでのグループの歴史を次の世代に引き継ぎつつ、20年、30年続くようなグループにしていくために、自分がいる間ももっと大きなグループにしていきたいと思っています」
――2018年に初めてTDCワンマンライブをした時は集客で苦い経験をされました。当時の思いは?
「そうですね。確かに集客面での不安はありましたし、『大丈夫かな』という気持ちもありましたが、それよりも私たちのライブをどうやって見せるかというのに必死で。めちゃめちゃレッスンを組んで毎日のようにやっていました。演出家の方も入れて、それは厳しいレッスンでした。メンバーの中には毎日のように泣いてしまう子もいました。外から私たちを見てしっかりと現在地を教えてくださったんですが、自分たちがここまでしかできていなかったという現実を知ることにもなって。それが1人1人辛い経験でもありました。個人的には、TDCホール公演がいよいよ迫っていた時期に両手が上がらなくなってしまいました。忙しいスケジュールに加え、疲労とコンディションの悪化で両手が動かなくなり、足も肉離れを起こしてしまいました。怪我が重なり、リハーサルでも思うように動けず、非常に辛くて。その時のリハーサルで大泣きしたことを今でも覚えています」
――本番に向けて、具体的にどのような準備をしていますか?
「前回は本番のステージをあんまり覚えていないんです。今回はコンディションを整えて最高のパフォーマンスを目指したいです。余裕を持って、楽しみながら今のアイドルカレッジをお見せしたい!グループの歴史を感じられるようなセットリストもミーティングで話し合っている最中なので楽しみにしていてください」
――卒業前最後のワンマンライブですね。
「凄い寂しいです。13年間、あっという間でしたね。集大成となるワンマンで皆さんに感謝の気持ちをお伝えしたいし、メンバーにとっても忘れられないステージにしたい。そして、私の先輩で、同じタイミングで卒業するちいちいにとっていい思い出になるようなライブにしたいです」
――最後に支え続けてくれたクラスメイト(ファン)の皆さんに向けてメッセージをお願いします。
「13年間応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。皆さんがいなかったらここまで続けることはできませんでした。個人的には、『青春しもべティック』や『世界的トリコメーション』、新曲のカップリング『空色ノベル』などで振り付けをやらせていただいたので、私が卒業した後もたくさん踊ってライブを楽しんでください。皆さんは私の人生において忘れられない存在です。本当に感謝しています」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アイドルカレッジの全歴史を知る南千紗登 卒業シングル「ナンバーワン主義」で表現したのは「絶対的象徴」 !!【ソロインタビュー連載第6回】
スポニチアネックス / 2024年8月4日 11時1分
-
「今のアイカレを知らなきゃ損です!」 卒業→再加入の異色経歴歩むアイドルカレッジ石塚汐花が挑む2度目の大舞台【ソロインタビュー連載第4回】
スポニチアネックス / 2024年8月2日 11時2分
-
グループの大転換期も「決して立ち止まらない」!アイドルカレッジ高橋媛 「ナンバーワン主義」貫きセンター射止める!【ソロインタビュー連載第3回】
スポニチアネックス / 2024年8月1日 11時3分
-
「次は君の番だ」の歌詞にグッと来た!アイドルカレッジ島田詩音 「ナンバーワン主義」通じて歴史のバトン受け取った【ソロインタビュー連載第2回】
スポニチアネックス / 2024年7月31日 11時2分
-
アイドルカレッジ藤代梨々花 かつて苦手だった歌…アイカレを好きになった″聖地″で成長見せる!【ソロインタビュー連載第1回】
スポニチアネックス / 2024年7月30日 11時0分
ランキング
-
1《エレベーター内に白い液体、鍵穴に接着剤》浅田美代子を3年悩ませた“マンションご近所トラブル”に新展開 「こちらは確実に悪いことをしていない…」管理組合が裁判に勝訴も相手側は控訴
NEWSポストセブン / 2024年8月5日 7時15分
-
2都知事選“ほぼ全裸”のポスターで大炎上したアイドル「芸能の仕事は降板、アルバイトはクビに」
日刊SPA! / 2024年8月5日 8時54分
-
3柔道・阿部詩の〝大号泣事件〟に「あの態度はないな」「やんないでほしい」と強烈批判…森本毅郎キャスターの指摘に絶賛の声
zakzak by夕刊フジ / 2024年8月5日 6時30分
-
4岡部たかし息子・岡部ひろき 上京で自信粉々「WSでスベって…」重なる入倉の号泣改心「虎に翼」好演話題
スポニチアネックス / 2024年8月5日 8時17分
-
5フワちゃん、不適切発言を謝罪「言っちゃいけないこと言って、傷つけてしまいました」
モデルプレス / 2024年8月5日 1時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)