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松山英樹 笑顔の銅メダル!日本人男子初の快挙 東京4位のリベンジ 大混戦で世界一の安定感見せた

スポニチアネックス / 2024年8月5日 0時22分

<パリ五輪・男子ゴルフ最終日>ホールアウトした松山(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第10日 男子ゴルフ(2024年8月4日 ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)

 最終ラウンドが行われ、通算11アンダーの4位から出た21年マスターズ覇者の松山英樹(32=LEXUS)は6バーディーノーボギーの65で回り、通算17アンダーで日本男子初の五輪メダルとなる銅メダルを獲得した。スコッティ・シェフラー(28=米国)が通算19アンダーで優勝し金メダルを獲得。トミー・フリートウッド(33=イングランド)が通算18アンダーで銀メダルに輝いた。

 金メダルは届かなかった。運命を握る最終組が18番に。ラームが追いつき銅メダルマッチか、シェフラーが1つ落として銀メダルを懸けたプレーオフか。それとも単独3位のままで銅メダルか。日本中が、世界が固唾をのんで見守った。結果はシェフラーがパー、ラームはボギーで銅メダルが確定した。日本人男子初のメダル獲得に、18番グリーンを見守っていた松山は笑顔で選手たちの祝福に応えた。

 この日は1番パー発進のあと、2番で早くもバーディーを奪う上々の滑り出しを見せた松山。アイアンの切れが鋭く、4番から圧巻の3連続バーディーを奪い観客を沸かせるなど、4つ伸ばした。後半も2バーディーをマーク。最終18番では池越えの第2打をバーディーチャンスにつけたが、決められず。肩を落とした松山だったが、ボギーなしの安定したゴルフで最後までメダル争いを演じた。

 前回21年東京五輪でメダルまであと一歩の4位だった松山は、第1ラウンドで8バーディー、ボギーなしの63をマークし、8アンダーで単独首位発進。

 第2ラウンドも7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算11アンダーで首位を守った。

 前日の第3ラウンドでは、3バーディー、3ボギーの71で回り、通算11アンダーの4位に後退も「(金メダルの)チャンスがある位置で終えることができたので、最終日はいい一日にできるように頑張りたい。いいプレーをしたい」と語っていた。

 ◇松山 英樹(まつやま・ひでき)1992年(平4)2月25日生まれ、愛媛県松山市出身の32歳。4歳でゴルフを始め高知・明徳義塾高で全国優勝。東北福祉大2年だった11年11月に日本ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズでアマチュア優勝。プロ転向した13年に日本ツアー賞金王となり、同年秋から米ツアーに本格参戦した。21年マスターズで日本男子初のメジャー制覇。今年2月のジェネシス招待を制し、アジア勢単独最多となるツアー通算9勝を挙げた。日本ツアーでは通算8勝。1メートル81、89・8キロ。

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