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「慶応コンビ」正木&柳町でソフトバンクがサヨナラ勝ち 柳町「仲間が祝福してくれて最高の気分」

スポニチアネックス / 2024年8月5日 5時2分

<ソ・日> お立ち台でポーズをとるソフトバンク・柳町  (撮影・成瀬 徹)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク3ー2日本ハム(2024年8月4日 みずほペイペイD)

 ソフトバンクが逆転サヨナラ勝ちした。1―2の9回無死満塁、正木智也外野手(24)の右犠飛で同点。なお1死二、三塁から柳町達外野手(27)が、プロ初となるサヨナラ中前打を放った。「慶応コンビ」の活躍で5カード連続勝ち越しで、貯金は今季最多タイの31だ。今季、誕生した「鷹祭SUMMER BOOST」は5勝1敗で閉幕。あす6日からは2位ロッテとの敵地3連戦。直接対決で優勝マジックを再点灯させる。

 歓喜の輪の中で両手を高々と突き上げた。勝負強い打撃が光っている柳町が、劇的な一打で試合を決めた。

 大喜びのナインから手荒な祝福を受けた。お立ち台に立ち「本当に最高です。何としてでも僕で決めようと打席に入りました。仲間が祝福してくれて最高の気分でした」。自身初のサヨナラ打に満面の笑みを浮かべた。チームも今季7度目のサヨナラ劇となった。

 1点を追いかける9回、栗原、山川の連打で無死二、三塁のチャンスをつくった。近藤の申告敬遠で満塁となり、ここで慶応の後輩・正木が同点犠飛を放った。「いい形でつないでくれた。やってやろうという気持ちにさせてくれた」。なお1死二、三塁から追い込まれながらも日本ハムの守護神・田中正の足元を抜くセンター返しで決めた。

 今季は得点圏打率・444(27打数12安打)を誇る。「学生時代はチャンスであまり強くないイメージだった。凡退することが多かった」と振り返るが、ここぞの場面で力を発揮している。

 「僕自身はそんなに感じてませんが、集中できているからこそ、いい結果が出ているのかなと思います。いい方向に動いているのかなと思います」と変化への手応えを口にする。ここまでは右投手が先発時のスタメン起用が多いが、出場した試合ではきっちりと結果を出す。3年ぶりのアーチを描くなど取り組みも実っている。

 小久保監督も「最後みんなでつないだチャンス。今日ノーヒットの慶応の2人だったんですけど、しっかり決めてくれましたね」とニッコリ。快打を放った柳町の打撃について「2ストライクと追い込まれてから、よりコンパクトに打てている。あれを若いカウントからできるようになると面白いでしょうね」と話し、さらなる成長に期待を込めた。

 直近2年連続「鷹の祭典」は1勝8敗と散々な結果だったが、これでリニューアルした「鷹祭SUMMER BOOST」は5勝1敗で終えた。再び貯金も今季最多の31。小久保ホークスが暑さに負けず快進撃を続けている。 (木下 大一)

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