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ド軍指揮官 課題の救援陣が好投し「再び調子を取り戻してくれて良かった」5回満塁機では元守護神が好救援

スポニチアネックス / 2024年8月5日 8時47分

アスレチックス戦後、取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・奥田 秀樹通信員)

 ◇インターリーグ ドジャース3―2アスレチックス(2024年8月4日 オークランド)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)、敵地でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。メジャー初出場、初安打、初勝利、ダブル規定到達など、多くの節目の記録を残し、今季限りで閉場するアスレチックスの本拠オークランド・コロシアムでの最終戦は4打数無安打に終わった。チームは接戦を制して2連勝。敵地では、3連勝を飾った6月24日からのホワイトソックス3連戦以来6カードぶりのカード勝ち越しを決めた。

 ア軍は来季からサクラメントに移り、28年からはラスベガスに移転する。この日が思い出の地での最後の試合だった。大谷は初回は見逃し三振に倒れると、2回1死一塁の場面では左飛。5回先頭の第3打席では右翼へ飛球を打ち上げたが、フェンス手前で失速した。3―2の7回1死走者なしで迎えた第4打席は空振り三振に打ち取られた。これで連続試合出塁も8で止まった。

 チームは初回、前日に3安打2打点、救援登板で1回無失点に抑えたE・ヘルナンデスが2点適時打。同点とされた3回にはビジオが中前適時打を放って勝ち越した。投手陣も5回2死満塁の場面で2番手として救援登板した元守護神フィリップスが見逃し三振でピンチを切り抜けるなど、投打がかみ合って勝利をつかみ取った。

 試合後、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は、最近不振だった救援陣がアスレチックス3連戦で好投したことについて「こういう時は、私は粘り強く使い続けて、雑音はなるべく排除しようとする。選手はそれを感じているし、意図をくんでくれている。私にとって一番大事なのは、選手たちがまだ信頼していると感じてくれることだと思う。すでに言ったように、彼らは私の選手たちだし、試合に送り出し続ける。途中で困難が起きてもそこから逃げることはできない。それが彼らに伝わっていると思うし、この先、短期的にも長期的にも役立つと思う。このシリーズを見てみると、トライネンもフィリップスも良かったし、ベシアも今日は調子を取り戻した。バンダはずっと素晴らしい。私は全体的に見て、リリーフ陣は常にチームの強みだと思っていたけど、今日はその選手たちが再び調子を取り戻してくれて良かった」と安どの様子で話した。

 投打ともに故障者が続出する苦しいチームだが、左手骨折のベッツや三男・マキシマス君が「ギラン・バレー症候群」を発症して「家族緊急リスト」に登録されて離脱中のフリーマンの復帰も間近。MVPトリオのうち2人が欠けて最近は打線の厚みを欠き、大谷にマークが集中しているだけに2人の早期復帰が待たれる。

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