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松井裕樹がチーム最多50登板で8戦連続無失点 防御率3・23 復調の理由は「日本式調整」米紙が報道

スポニチアネックス / 2024年8月5日 9時27分

パドレス・松井裕樹(AP)

 ◇ナ・リーグ パドレス10-2ロッキーズ(2024年8月4日 サンディエゴ)

 パドレスの松井裕樹投手(28)が4日(日本時間5日)、本拠でのロッキーズ戦に9回から4番手で登板。1回1安打無失点、2奪三振だった。

 10-2と大量リードで迎えた9回にマウンドに上がった松井はマクマーンを投ゴロ、続くスターリングスには左前打を許したが、トグリア、グッドマンを2者連続三振に仕留めた。

 これで7月14日のブレーブス戦から登板8試合続けて無失点。今季登板数は50試合に達し、3勝2敗、防御率3・23となった。

 パドレスの地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は松井の復調ぶりについて報じている。

 開幕から1カ月ほどは順調だったもののの5月に入って3試合連続失点、さらには6月にも四球が絡み2試合連続3失点とメジャーの壁にぶちあたった松井。米国という文化の違いに加え、メジャーは日本のボールよりも縫い目が小さく、試合数も多い。それに対応するため、試合前のブルペンでの調整で日本よりも球数を減らしたという。

 ただ、6月4日のエンゼルス戦で1安打2四球で1アウトも奪えず3失点で降板。この試合後、ルーベン・ニーブラ投手コーチやAJ・プレラーGMら首脳陣と話し合い、日本の試合前練習でやっていたロングスロー調整を取り入れた。さらに、直球の割合も高め、復調につなげた。

 パドレスはトレード期限の7月末に左腕のタナー・スコット、右腕のジェイソン・アダムといった救援陣を補強。ブルペン争いはさらに厳しくなる。

 NPB10年間で通算236セーブを挙げ、屈指のクローザーに成長したもののパドレスでの起用法は試合中盤でマウンドに上がるリリーバー。松井は「(試合終盤に)投げられるという信頼をチームからもっと得なければなりません」と置かれた立場を理解した上で、貪欲に向上心を持ち続けている。

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