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橋下徹氏 兵庫県知事問題の百条委に「辞めるほどの事実は出てこないだろう。問題はそこではなく…嘘八百」

スポニチアネックス / 2024年8月5日 9時29分

橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が5日までに自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事を巡る疑惑告発文書問題について言及した。

 兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)が2日開かれ、職員へのパワハラ疑惑について斎藤氏を30日に証人尋問することを決めた。斎藤氏を含む計11人に出頭要求し、23日にも職員への尋問を行う。斎藤氏は決定後、記者団に「しっかり調査に対応する」と説明した。

 告発文書は元県幹部の男性が作成。斎藤氏が出張先で公用車を降り20メートル歩かされただけで職員を怒鳴り散らしたパワハラや、視察企業からの贈答品受領などの疑惑を挙げている。男性に対し、斎藤氏は当初「うそ八百」などと完全否定。県は告発を誹謗中傷と認定し、男性に懲戒処分を課した。その後、告発の一部が事実と判明し、事態を重くみた県議会が百条委員会の設置を決定した。しかし、百条委に出席予定だった男性は7月7日に死亡した。自殺とみられる。

 橋下氏は、「100条委員会では知事を辞めるほどの事実は出てこないだろう。問題はそこではなく、知事に反対する特定の職員に対して調査前に嘘八百と公言して潰しにいった権力行使だ」と自身の考えをつづった。

 続く投稿では「これは中国、ロシアなどの権力行使の仕方と同じ。ここは絶対に否定しなければ危険だ」と記した。

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