東京V城福監督、MF山田楓の復帰は「本人と相談して」と慎重に

東京V・城福監督

　東京Vの城福浩監督（63）が7日の広島戦へ向けて会見し、「2試合とも早い時間に失点して後半前掛かりになってカウンター受けるゲーム展開になった。広島の思うとおりの展開にさせた。広島のようなチームに食らいついて勝ち点3を取れるかどうかという試合をしないと、上位にはいけない。乗り越えないと行けない大きな壁」と、あらためて全力で立ち向かう考えだ。

　中断期間中はブライトンとのプレシーズンマッチなどを行ったが、新しいことには挑戦せず、ここまで積み上げた者に磨きをかけた。

　さらに、パリ五輪代表のMF山田楓喜（23）が前日帰国したが、この日は休養。

　「本人の感覚を大事にしたい。ファイティングポーズはいつでも取れる心境だが、心と体のバランスは本人。あれだけ緊張感の中で試合をし、時差もあり、彼がそん色なく、時間別に100％出せる自信を持っていたときは選択肢に入れたいし、使いたい。いつ合流か本人と相談するが、合流するからにはチーム内で競争に勝ってチーム内でハードワークする、心身のコンディション整えてほしい。日々確認していつ合流か決めたい」と慎重な姿勢を見せた。