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阿部一二三が敗れた技は「タックルじゃない」 柔道メダリストが解説「この技、凄くはやりなんです」

スポニチアネックス / 2024年8月5日 17時39分

溝口紀子氏

 バルセロナ五輪柔道女子銀メダリストでスポーツ社会学者の溝口紀子氏が5日、日本テレビ「ミヤネ屋」(月~金後1・55)にリモートで出演。3日に行われたパリ五輪の柔道混合団体の決勝で阿部一二三(26、パーク24)が敗れた技について解説した。

 日本は決勝で開催国フランスに代表戦の末に3―4で敗れ、2大会連続の銀メダルに終わった。男子66キロ級で連覇を達成した阿部は団体では男子73キロ級に出場し、73キロ級銀メダリストのガバと対戦。何度も体を浮かす場面をつくったが投げ切れず、延長戦で一本負けを喫した。

 MCの宮根誠司が「一瞬でね、我々からしたらアレ?と思っちゃう」と言うと、コメンテーターの俳優・梅沢富美男も「あれはどうなんですか?タックルするっていうのは禁止になったはずですよね、柔道」とSNSで“タックル”と話題になっているガバの技について質問。

 すると溝口氏は「これ、タックルじゃないんですよ」とし、「フランスのコーチに連絡してどういう技か聞いたところ、ガバ選手はオリンピックに向けてこの技を準備してきたらしいです。2~3週間でマスターして、今この技、凄くはやりなんです、トレンドで。この技を本番でぶつけてきたのは凄いし。これ、肩車になります」と話した。

 溝口氏は「肩車もある意味トレンドだったが東京五輪前ぐらいから足を取っちゃいけない、取っちゃいけないというのは、レスリングと柔道の違い分かんないよねという議論があって。それならいきなり足を取ることはやめようと言って禁止技になったんです。そしたら選手が足を取らないで投げる方法を最近研究して。足を取らずに追い込んだところを逆回転でひっくり返す技にして」と肩車について詳しく説明。

 同じ階級の相手なら阿部には掛からなかった技だとし「やっぱ一階級上というのがあったから…」と溝口氏も残念そう。梅沢は「これが決まった時、枕をテレビにぶつけて引っ裂きましたよ。破きましたもん」と悔しさのあまり熱くなっていた。

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