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なでしこジャパン帰国 33歳の熊谷紗希主将「自分の口から代表引退しますということは今は考えていない」

スポニチアネックス / 2024年8月5日 19時54分

<なでしこジャパン帰国>帰国する熊谷(左)らなでしこジャパン (撮影・白鳥 佳樹)   

 パリ五輪に出場したサッカー女子「なでしこジャパン」が5日、羽田空港着の航空機で帰国した。藤野あおばは新天地のマンチェスター・シティに合流するため不在となったが、それ以外の選手は全員で帰国となった。

 なでしこジャパンは3日(日本時間4日)の準々決勝で米国に延長戦の末、0―1と敗戦。2大会連続の8強敗退となった。

 33歳の熊谷紗希主将は「またここで終わっちゃったなという悔しい気持ちはありますけど、個人としてはやれることはやった。悔しさ以外の悔いはない」と総括。「予選苦しみましたけど、ある程度想定内の苦しみでもあった。その中で自力で2位で上がって、特にアメリカ戦に関しては、チームとしてやれたこと、手ごたえの方が大きかった」と話した。

 グループリーグは初戦のスペイン戦に敗れたが、その後連勝で突破した。チームには「最初からとにかくどの試合も勝ちにはいく。その中で自分たちが3位までいけるということを絶対忘れないようにしようとチームには伝えた。初戦の敗戦の時にあせりとか絶望というものはなかった。すぐに次につなげられた」と話した。

 代表活動については「語弊があったら困るので、先に言っておきますけど、どの選択もその方の選択」と前置きした上で「私の中で代表に行ってることがクラブに集中できないとは思っていない。クラブでやっているものは、常に代表に還元したい、代表の力になりたい気持ちはサッカー選手である以上、私は持ち続けていきたいので。自分の口から代表を引退しますということは、今は考えていない」とした。

 「(考えが)変わる時代は来ると思いますし、自分自身がクラブでやっている中、どういったジャッジになるかは自分じゃできないことだと思う。とにかく今は次のシーズン、しっかりイタリアで戦ってという感じになると思う」とした。次のW杯や五輪へについては「今現時点で、4年後のオリンピックとは言えない。1年1年やった先に、(代表に)選ばれたら、可能性はゼロではないと思っている」と話した。

 「出た選手たちがうまく生きるようなやり方というか、そこは今大会の試合の中ですごくできたことが多かった。ただ、結果を残さなければいけないですし、このベスト8の壁というのはすごく自分たちに立ちはだかってくる大きな壁でもあって、ここを越える世界をもう1回見られるかどうかで、自信につながってくる。ここからこれを超えるために、やれることをやるだけ」と話した。

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