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鉄棒「奇跡」の金!3冠の岡慎之助 メダルの色分けた正確性「ミスなくやりきれた」美しくパリ完走

スポニチアネックス / 2024年8月5日 21時54分

<パリ五輪・体操男子種目別決勝>鉄棒で金メダルの岡(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第11日 体操(2024年8月5日 ベルシー・アリーナ)

 岡慎之助(20=徳洲会)が美しくパリを締めくくった。種目別決勝が行われ、鉄棒で14・533点をマークして金メダルを獲得し、団体総合&個人総合と合わせて3冠とした。3冠は72年ミュンヘン大会の加藤沢男以来。平行棒でも銅メダルで、4つの勲章とともに夢舞台を終えた。

 スペシャリストが集う種目別で岡がまたも輝きを放った。予選5位が示すように、ライバルほど高難度の離れ技はない。ならば、完成度で勝負だ。丁寧に演技をこなし、着地も完璧に止める。金スコアは14・533点。銀のコロンビア人選手と同点だったが、出来栄えを示すEスコアで上回り、表彰台の真ん中に立った。

 開口一番、岡は言った。「奇跡ですね」。団体総合も最終種目の鉄棒を迎えた時点で絶望的な大差がついていたが、大逆転。この日は他の有力選手にミスが相次いだ。「本当に最後、何が起こるか分からないところで、ミスなくやりきれたのが、この金メダルにつながった」と胸を張った。

 2年前、右膝に大怪我を負った。当時は考えられないような、まばゆい輝きに20歳が包まれた。「怪我をしてからは準備はしっかりやってきたので。結果につながった」。3冠で体操ニッポンの新エースへ。「もっと強くなって、(内村)航平さんがやってきたように、常に勝ち続ける選手になりたい」。1メートル60に満たない小さなヒーローは、「金メダル獲ったぞ~」と最高のスマイルを浮かべた。

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