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銅メダルの松山英樹 恩師2人が祝福「お金の問題じゃない。名誉のために」「世界の松山なんで」

スポニチアネックス / 2024年8月6日 5時1分

<パリ五輪・男子ゴルフ最終日>銅メダルを手に笑顔の松山(撮影・岡田 丈靖)

 パリ五輪の男子ゴルフで銅メダルを獲得した松山英樹の大学時代の恩師で東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督(62)は、宮城県仙台市の自宅で偉業達成の瞬間を見届けた。プレーオフの末に4位で終わった21年東京五輪から3年。「地元開催での悔しさが…あの子は表に出すタイプじゃないからね。あのプレッシャーの中でたいしたもん」とねぎらいの言葉をかけた。

 日の丸を背負って戦った4日間。トーナメントのように優勝賞金は設けられていないが「お金の問題じゃない。名誉のために戦うようなもの」と話す。金メダルは逃したものの日本男子初のメダル獲得に「本人はコメントで悔しさ半分でもハッピーな部分もあると言ってたみたい。それが本音だろうからね」と思いやりながら、「今度は1番高いところを目指して頑張って欲しい」と次のロス五輪に向けてエールを送った。

 明徳義塾中高ゴルフ部時代の監督、高橋章夫さん(74)はテレビ越しに見届け、「立派になられてね。もう世界の松山なんで」と嬉しそうに目を細めた。全体練習を終えてからも夜遅くまで一人黙々と打ち込んでいた学生時代。「卒業生の中でも1番練習していた」と当時からの積み重ねが、松山を形づくった。

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