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ド軍指揮官 三男の看病から復帰のフリーマンを歓迎 応援Tシャツ作製し「みんなが彼をサポートしている」

スポニチアネックス / 2024年8月6日 9時20分

会見で涙を見せながら話すドジャース・フリーマン(撮影・奥田 秀樹通信員)

 「家族緊急リスト」に登録されていたドジャースのフレディ・フリーマン内野手(34)が5日(日本時間6日)、本拠でのフィリーズ戦からチームに合流した。フリーマンはフィリーズ戦に「3番・一塁」で9試合ぶりに先発する。

 フリーマンは三男のマキシマス君が感染症で入院したため、7月26日のフィリーズ戦前にチームを離脱。その後、マキシマス君は「ギラン・バレー症候群」を発症したことが明らかになった。

 試合前に会見に臨んだフリーマンは、涙を浮かべながら、離脱期間を振り返った。「この9日間、特に最初の数日は、たとえ野球があったとしても、野球のことは考えなかった」と言う。「アストロズのシリーズのハイライトを見たかもしれませんが、ただただ病院のイスに座って息子を見つめ、動きがあることをただ祈っていました。それが私たちの希望でした。少しでも動く兆しを見つけることが私たちの目標でした」と息子の回復が最優先だったと説明。また「最初の数日は本当に大変でした。野球のことはほとんど考えていませんでした」と入院当初はマキシマス君のことで頭がいっぱいだったとこの9日間を振り返った。

 デーブ・ロバーツ監督はチームに再合流したフリーマンについて「まず第一に、フレディが戻ってきたのは本当に素晴らしいこと。記者会見を見た限り、彼はまだ相当胸が痛んでいると思いるが、マックスの容態が落ち着いたことへの安ど感も大きいと思う。フレディはここに戻って、自分の好きなことを再びできるようになった。つまり野球ができるようになった。私のロッカーにもこのマックス・ストロングのTシャツが飾ってあるけど、チームメートやコーチたちみんながこのシャツを着て、彼のことをサポートしている。彼が戻ってきて良かったと感じる。そして、彼にとって、ここにいてドジャースのみんなといることが、家族の現実から少し離れ、セラピーのような形にもなると思います」と安どの様子で話した。

 また、今後の試合出場について「フレディは非常に切り替えの能力が高い人です。毎日試合に出てプレーする選手としては、人生で起こるさまざまなことを乗り越えながら仕事を続けなければならない。そうでないと務まりません。しかし今回に関しては、彼は家族と完全に一緒にいることができたし、それが彼にとって最も重要なことだと、私たちもアドバイスした。彼が家族と過ごし、マックスや他の子供たち、チェルシー夫人と一緒に過ごし、家庭のケアをしてからここに戻ってきたのを見て、とても誇りに思う。彼が家族のことに完全に没頭する必要があったのは間違いない」と話した。

 フリーマン不在の8試合でチームは3勝5敗と負け越し。得点は36だったが、決定打を欠いて勢いをなくしていた。地区優勝、そしてプレーオフに向け、頼れる打線の大黒柱が帰ってきた。

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