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【高校野球】暑さ対策の一環で今大会から背番号を2枚配布 クーリングタイムでユニホームの着替え推奨

スポニチアネックス / 2024年8月6日 15時6分

甲子園球場

 第106回全国高校野球選手権は7日に開幕する。大会本部は6日に、暑さ対策の一環として昨年から導入された選手が体を冷やしたり水分補給する「クーリングスペース」を公開した。

 前回大会に引き続き、今大会でも5回終了後に10分間のクーリングタイムが設けられている。1、3塁側のベンチ裏にはクーリングスペースがあり、クーリングタイム時にはサーモグラフィーで選手たちの体温を常時確認。スポットクーラーや送風機のある涼しい環境で、アイスベストやネッククーラーで外部冷却を行う。

 昨年は身体冷却のため、試合前とクーリングタイム時にアイススラリーを摂取することを勧めていたが、今大会からは試合中も含めて計4回の摂取を推奨する。また、今大会からはユニホームを途中で着替えられるよう選手たちには背番号を2枚配布。理学療法士の堀口幸二さんは「昨年は濡れたまでそのまま冷えてということもありましたので、なるべくそこで着替えていただくように変わった」と説明した。

 クーリングタイム後のアップ時間に関しては、昨年の1分30秒前から3分前に変更。選手や監督から「動きが欲しい」という要望があり、アップ時間を長めに設定することになった。

 毎試合約15人前後の理学療法士がベンチ裏とスタンドから選手たちの様子を確認。暑さ対策をしっかりと行いながら、開幕の日を迎える。

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