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池江璃花子が笑顔の帰国「自分の可能性を信じ続けて4年後へ再始動」レース後に医務室搬送も元気な姿

スポニチアネックス / 2024年8月6日 15時39分

パリ五輪から帰国した池江(撮影・光山 貴大)

 パリ五輪に出場した競泳日本代表の瀬戸大也(30=CHARIS)と池江璃花子(24=横浜ゴム)の2人が6日、一足先にパリから羽田空港着の飛行機で帰国した。到着ロビーに笑顔で姿を見せると、出迎えた大勢のファンから温かい拍手やねぎらいの言葉が送られた。

 今大会の池江は個人1種目、リレー2種目の計6レースを泳いだ。女子100メートルバタフライは準決勝敗退したが、リレーは2種目ともにアンカーの自由形を務めて決勝進出に貢献。混合400メートルメドレーリレーが8位、女子400メートルメドレーリレーは5位に入った。白血病から復帰し、21年東京五輪に出場。パリ五輪は初出場した16年リオ五輪から3大会連続の出場だった。

 帰国後に囲み取材に応じた池江は「レース直後は自分の感情が整理できていなかった。よく考えたら昨年より成長した部分もある。今回結果が出なかったが、これから自分が成長していく糧にしたい。リレーに関しては自分の中で最速タイムを何本か出せていたので成長を感じた」と振り返った。

 ファンの応援には「現地でたくさんの応援がうれしかった。会場に日本の国旗があると気持ち的にも安心するし救われた」と感謝。

 そして「100メートルのバタフライで戦いたいという気持ちもあるが、来年の世界選手権は50メートルのバタフライもある。そろそろ世界のメダルを短距離からでも意識しはじめてもいいんじゃないかというトレーニングをしてきた。厳しいトレーニングをしてきた分結果が出なかったのは悔しいが、自分の可能性をこれからも信じ続けて、諦めずに4年後に向けて再始動したい」と意気込んだ。

 今後については「(9月に佐賀で開催される)国体は出るつもりです。それ以降はまだ決めてないです」と話した。

 今大会の最終レースとなった女子400メートルメドレーリレー決勝で日本(白井、鈴木、平井、池江)のアンカーを務めて5位入賞したが、レース後に立ちくらみを訴えて医務室に搬送された。競泳日本代表の塚越祐太ドクターが「既往症(過去に罹患したが、すでに完治した病気)と直接関係するものではないと考えています」と話していたが、容体が心配されていたが、元気な姿を見せた。

 レース直後には「本当に楽しかった。最後にこうやって皆で笑顔で終われた。凄く大変な東京(五輪)からの3年間ではありましたけど、こうやって“楽しかった”と思えるのが一番」と自身3度目の五輪を総括。4年後のロス五輪への意欲を新たにしていた。

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