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瀬戸大也が帰国 今後については「次を目指すとしたら相当な覚悟が必要。もう少し考えたい」

スポニチアネックス / 2024年8月6日 15時49分

パリ五輪から帰国した瀬戸(撮影・光山 貴大)

 パリ五輪に出場した競泳日本代表の瀬戸大也(30=CHARIS)と池江璃花子(24=横浜ゴム)の2人が6日、一足先にパリから羽田空港着の飛行機で帰国した。到着ロビーに笑顔で姿を見せると、出迎えたファンや一般客から温かい拍手やねぎらいの言葉が送られた。

 今大会の瀬戸は200メートル個人メドレーで決勝を泳ぎ7位、400メートル個人メドレーも決勝で7位に終わり、16年リオデジャネイロ五輪以来2大会ぶりの個人種目メダルはならなかった。

 帰国後に囲み取材に応じた瀬戸は「メダルを持って帰ってきたかったなというのが率直な気持ち。でも一生懸命全力で2種目とも戦い抜けた」と大会を振り返った。

 「東京では最高4位で今回は2つとも7位。東京よりも結果的には下がってしまったが、レースの内容や感覚的に自分らしさが出せたレースだった。この3年間コーチを替えたりいろいろ試行錯誤しながら歩んできた。今回自分が納得するレースができたと思っているので、すがすがしい思いです」と自分の中で手応えもあった様子。

 今後については「飛行機の中でもいろいろ考えていたが、ここから次のオリンピックを目指すとしたら、自分は34歳になる年なので、本当に相当な覚悟が必要になってくる。自分だけじゃなくて周りの環境や、いろんな調整が必要。一つ一つまずは応援してくださったスポンサーさんたちに報告して、自分の中でもう少し考えたい」と話した。

 今後は9月に佐賀で開催される国体スポーツ大会に出場予定。400メートル個人メドレーでの前人未踏の7連覇の懸かる12月の世界短水路選手権(ハンガリー)にも意欲を示している。パリ五輪でのレース後は「(28年)ロス五輪の時は34歳。相当な覚悟がないと続ける必要はないと思っている。すぐここでロスを目指すという発言はできない。一度落ち着いて今後のキャリアについて考えたい」と語っていた。

 

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