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セーヌ川、水質問題でオープンウオーターの練習も中止 トライアスロンに続き今大会5回目

スポニチアネックス / 2024年8月6日 19時54分

5日に行われたトライアスロン混合リレーでスイムが行われたセーヌ川から上がってくる選手たち(AP)

 パリ五輪で6日にセーヌ川で予定されていたオープンウオーターの公式練習が、水質の問題で中止となった。セーヌ川での練習が中止となるのは今大会5回目。トライアスロンでは4回中止となり、男子のレースも一日延期されていた。

 大会組織委員会は同日、「パリ市、組織委員会、ワールドアクアティクス(世界水連)と協議した結果、トレーニングセッションの中止を決定した」と発表した。

 トライアスロンの1.5キロよりも長い10キロで争われるオープンウオーターは8日に女子、9日に男子が予定されている。

 生活排水が流れ込むセーヌ川では1923年から遊泳は禁止となっていたが、パリ市は五輪へ向けて約14億ユーロ(約2200億円)を投入して水質改善にあたった。しかし、水質検査の基準が満たされたとして実施されたトライアスロンではレース後、各国選手に体調不良者が続出。5日の混合リレーではベルギーが、女子選手がレースで体調を崩したとして棄権していた。

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