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五輪4連覇の伊調馨さん 須崎の敗因は「気持ちに押し込まれてしまった」 東京五輪との違いも指摘

スポニチアネックス / 2024年8月7日 1時47分

16年、リオ五輪で4連覇を果たした伊調馨さん

 ◇パリ五輪12日目 レスリング(2024年8月6日 シャンドマルス・アリーナ)

 レスリング女子で五輪4連覇の実績を誇る伊調馨さん(40)が7日、NHKのパリ五輪中継でスタジオ出演。6日に女子50キロ級でまさかの1回戦負けとなった須崎優衣(25=キッツ)について言及した。

 須崎は14年の国際大会デビューから対外国人選手に負けなしの94連勝で迎えたパリ初戦。連覇を目指して立った舞台の1回戦で18年アジア大会50キロ級でインド女子初のチャンピオンに輝いた伏兵に敗れた。

 今大会のレスリングを見て「懐かしいなと感じたし、(自分が)出たいなと思った」と話し始めた伊調さん。須崎の結果を受けて「今回20代前半の凄く若いチームが出来上がって、上手に切磋琢磨(せっさたくま)して国内の高いレベルの中で磨き上げてきた」としつつ「強いがゆえに世界中から標的にされて研究され対策されますし、それが今回出てしまった」と分析した。

 その上で「世界中のレスリングファンが衝撃を受けたというか。私自身も本当に驚きました」と素直な感想を口にした。

 気になる敗因については「前半の入りという部分で緊張もあるし、相手も鉄壁で点数を取らせないという戦法で来ましたので、もう少し勇気を持って先に前半一つポイントを取れたら須崎選手のペースで進められたんじゃないかなと思いますし、それがだんだんできずに後半までいってしまった。相手の選手は捨て身というか攻めに来ますので、最後下がりすぎてしまったなという印象です」と語った。

 最後の最後に残り9秒で逆転を許してしまったが「何をしてきたというわけでもないんですけど、技という技でもないんですけど、気持ちというか…それに最後押し込まれてしまったんでしょうね」と想像し、「東京オリンピックは無観客で優勝されたんですけど、今回は有観客で、知ってる顔がたくさんあって、日本の国旗もたくさんあって、声も飛び交って…それがちょっとプレッシャーというか、勝たなきゃいけないと思いすぎてしまったのかな」と悔しがった。

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