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阪神・才木 初の10勝お預け「相手の勢いを止められず…」2度のリード守れず悔しさ残る6回4失点

スポニチアネックス / 2024年8月7日 5時16分

<ヤ・神>4回、山田(左奥)に逆転3ランを浴びた才木(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 阪神4―5ヤクルト(2024年8月6日 神宮)

 阪神・才木は8年目で初の10勝到達を次回へ持ち越した。2度のリードを守れず6回4失点。黒星は消えても悔しさが残った。

 「相手の勢いを止めることができずに逆転を許してしまった。先制して3点取ってもらったのにリードを守ることができずに申し訳ない」

 初回に先制の援護を得ながら、2回2死三塁から中村に外角フォークに合わせられ、左前へ同点打を許した。2点優勢の4回は直球を連打された無死一、二塁で山田に初球から2球続けたスライダーを左翼ポール際へ逆転被弾。「神宮というのも分かっていたし、その中でまとめられなかったのが今日の敗因」。各打者に低めのフォークを見切られ、4失点も被安打10も今季ワーストだった。

 今季最長9連戦の先陣を任され、115球で6回を投げきって意地は示した一方、ヤクルトには今季5戦1勝1敗で、対戦防御率3・60は同一リーグで最も悪い。岡田監督も「なんかあるんやろうな」と首をひねった。(杉原 瑠夏)

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