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ソフトバンク モイネロが6四死球を与えても7回1失点、防御率1.54のリーグトップ

スポニチアネックス / 2024年8月7日 6時2分

<ロ・ソ>先発したモイネロ(撮影・沢田 明徳)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク6―4ロッテ(2024年8月6日 ZOZOマリン)

 走者を背負いながらも動じない、さすがの投球だった。ソフトバンク・モイネロが7回を4安打1失点に抑えて8勝目。「先発としての最低限の仕事はできたと思います」と振り返った。

 制球がバラついて6四死球を与えたが最少失点で切り抜けた。小久保監督は「あんなにコントロールを乱すのは珍しい。ただ、1死三塁以上になってから三振を取れるのは、ほかの投手との違いかなと思いますね。やっぱり中継ぎであれだけやってた投手の真骨頂という感じですね」と目を細めた。

 3点リードの5回に1点を返されたものの、なお1死二、三塁のピンチで石川慎、ソトをチェンジアップで連続三振に仕留めた。6回1死三塁の場面でも山本をカーブで空を切らせて得点を許さなかった。リーグ打点王の4番・ソトを3度、得点圏に走者を置いて迎えながら仕事をさせなかった。「いい打者が多いチームなのでゾーンの真ん中に投げるというわけにはいかなかった。全体としては良かったと思います」と胸を張った。先発転向1年目のシーズン。首脳陣はシーズン中に休養期間を設けることも想定していたが、ローテーションの軸としてフル回転している。防御率は断トツの1・54。投球回123もリーグトップと安定した投球を続けている。

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