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スケボー銀・開心那を銅のブラウンが“アシスト” 英語の質問を日本語通訳 美しい友情に会見場ほっこり

スポニチアネックス / 2024年8月7日 3時17分

スケートボード女子パークで銀メダルの開、金メダルのトルー、銅メダルのブラウン(左から)(AP)

 ◇パリ五輪第12日 スケートボード(2024年8月6日 コンコルド広場)

 女子パーク決勝が行われ、21年東京五輪で12歳11カ月で銀メダルを獲得して日本選手で最年少のメダリストになった開心那(15=WHYDAH GROUP)が92・63点をマークし、2大会連続の銀メダルを獲得した。

 金メダルは93・18点のアリサ・トルー(14=オーストラリア)、銅メダルは92・31点のスカイ・ブラウン(16=英国)だった。トルーもブラウンも日本人の母を持つ。表彰台には日本ゆかりの3選手が並んだ。

 3人は表彰式後にメダリスト会見に出席。開は「決勝の3本目は練習でも1本も通してないラインで自分の入れたいものを全て入れたランができた。銀メダルを獲れてうれしいです」と喜びを語った。

 会見終盤には開が同時通訳を聞くために装着していたイヤホンが不調となり、英語での質問を聞き取れず困惑。すると、母親が日本人のブラウンが日本語でアシストした。「表彰台に立った時の心境」を問われていたことを知った開は「表彰台に立った時は今まで出場した大会を思い出したし、最後のランに乗れてよかったなと思いながら乗っていました」と回答。美しい友情に、質問した女性記者も笑顔だった。

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