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4強入り卓球女子の渡辺監督 団体前の早田と補欠・木原の入れ替え「少しよぎった」もエースの出場意思尊重

スポニチアネックス / 2024年8月7日 4時54分

ダブルスでプレーする平野(右)と早田(AP)

 ◇パリ五輪第12日 卓球(2024年8月6日 パリ南アリーナ)

 卓球女子団体戦の準々決勝で、日本はタイを3―0で下し、準決勝に進出。12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台に王手をかけた。男子の日本も準決勝に進出している。

 第1試合のダブルスは、早田ひな(日本生命)平野美宇(木下グループ)のペア。左腕を痛めている早田は交互に打つダブルスの方が負担が少なく、1回戦のポーランド戦同様にダブルスでの起用となった。バックハンドで得点するシーンもあり、「なかなか自分が100の状態はまだ出せない」とする一方で、「昨日(5日)の試合よりいい感じでできた。より上がっていけるかな」と手応えを口にした。

 女子日本代表の渡辺監督は、団体戦が始まる前に補欠の木原美悠(木下グループ)と早田の入れ替えについて、「少しは(頭を)よぎりました」とした上で、「でも、本人の出る意思が強かった」と説明した。

 準決勝は8日(日本時間9日)にインド─ドイツの勝者と対戦。中1日となる日程。同監督は「早田選手にとっても、全体にとってもいいことだと思います」と話した。

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