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【AS】日本は4位に後退 抗議通らず約8万5000円も返金されず 中島監督「冷静に受け止めている」

スポニチアネックス / 2024年8月7日 5時48分

アーティスティックスイミングのチーム・フリールーティン(FR)に出場した日本選手 (AP)

 ◇パリ五輪第12日 競泳(2024年8月6日 アクアティクスセンター)

 チーム・フリールーティン(FR)が行われ、日本(比嘉、木島、小林、佐藤、島田、和田、安永、吉田)は343・0291点と得点を伸ばせず、5日のテクニカル・ルーティン(TR)との合計は627・9308点で4位に後退した。メダル圏内の3位スペインとは5・6811点差。7日のアクロバティックルーティン(AR)を加えた合計点でメダルを争う。

 日本は「チェス」をテーマの演技を披露。2つ目のリフトが事前申告した技と認定されずベースマーク(最低評価)となり、約15点の減点を食らった。規定に基づき、500スイス・フラン(約8万5000円)を払って抗議を申請。VTRで検証されたが、判定は覆らなかった。5日のTRでは抗議が認められて得点が大幅アップして6位から3位に浮上。2日連続の大どんでん返しはならず、抗議成功なら返金される500スイスフランも失った。

 中島監督は「1つベースマークをとってしまった。プロテストしましたが、認められませんでした」と説明し「冷静に受け止めているので、明日はいい演技をしたい」と気持ちを切り替えた。逆転でのメダル獲得に向け、7日のARは当初の予定よりも難易率を上げて臨む。吉田主将は「1つベースマークがあったのは本当に悔しいが、ここで終わりじゃない。諦めずに粘っていきたい」と視線を上げた。

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