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【甲子園】「暑さ対策?」「ビックリ」白くなった広陵に驚きの声続々 指揮官「伝統は心の問題」

スポニチアネックス / 2024年8月7日 10時13分

<第106回全国高校野球選手権 第1日>行進する広陵ナイン(撮影・大城 有生希)

 第106回全国高校野球選手権大会(17日間)が7日、甲子園で開幕し、開会式が行われた。2年連続25度目の出場で聖地では“お馴染み”となった広陵(広島)に注目が集まった。

 広陵といえばこれまで黒地に赤と白を使った帽子がトレードマークで、アンダーシャツも黒地のものを着用していた。ただ、この日、選手たちは帽子は白地、アンダーシャツも白地のものを着用して聖地を行進した。

 SNS上では「広陵、なんか違うと思ってたんだけど、アンダーシャツと帽子が白になったのか。熱中症対策かな?帽子白はこれから増えるかもかも」「遠目からだと細かい所は判りませんが広陵の白帽には驚きました」「広陵の白基調ユニは暑さ対策?」「広陵の帽子とアンダーシャツが白になっててビックリしたんやけど」などと驚きの声が上がっていた。

 中井哲之監督は組み合わせ抽選会が行われた4日に酷暑対策として、試合で使うヘルメットの色を白にする方針を明かしている。広島大会優勝の翌日、練習用のヘルメットを白のスプレーで着色したところ、試合で使っていた黒との温度の違いが歴然だったことで決断。時代の変化に柔軟に対応する指揮官は「伝統は心の問題」と選手ファーストで本番に臨む構えを明かしていた。帽子やアンダーシャツも同様に暑さ対策とみられる。

 広陵は大会第6日の第1試合で熊本工と対戦する。ヘルメットだけでなく帽子やアンダーシャツも白に変え“白星”をつかむ。

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