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栗山英樹氏 パヘスのレーザービームに「ナイスボール!」教え子・大谷翔平は第4打席まで無安打

スポニチアネックス / 2024年8月7日 13時17分

初回、栗山英樹氏(前列左から2人目)が見守る中、打席に向かうドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース―フィリーズ(2024年8月6日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、本拠でのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。今季7度目の2戦連発がかかった第1打席は二ゴロ、第2打席は左飛、第3打席は二直、第4打席は右飛に打ち取られた。

 この日は日本ハム時代の恩師で昨春のWBCでは侍ジャパンの監督としてチームを3大会ぶり3度目の優勝に導いた栗山英樹氏(日本ハムチーフ・ベースボール・オフィサー)が、三塁側バックネット裏の次打者席付近の最前列で観戦。第1打席は左腕サンチェスの初球を打って二ゴロ、第2打席はカウント2―2から左飛に終わった。1点を追う5回2死一塁の第3打席はボール気味の内角シンカーに詰まらされて二直に打ち取られた。

 大谷は第3打席まで無安打と見せ場をつくれなかったが、栗山氏が思わず声を上げたのが7回1死一、二塁のドジャースの守りだった。リアルミュートが右翼へ飛球を打ち上げると、ドジャースの右翼パヘスがタッチアップで三塁を狙ったハーパーを刺そうと矢のような送球。ノーバウンドでハーパーを刺した。フィリーズはビデオ判定を要求したが、判定は覆らなかった。

 鮮やかなレーザービームに場内は大盛り上がり。栗山氏も「おー!ナイスボール!」と声を上げる場面が中継画面に映し出された。

 大谷は1―4の7回の第4打席は2死一、二塁と一発出れば同点の好機。2番手左腕ストラームに対し、フルカウントまで持ち込んだが最後はスライダーにタイミングを外されて右飛に終わった。

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