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大谷翔平 恩師・栗山英樹氏が観戦も4打数無安打 連勝は3でストップ PS前哨戦は1勝1敗で3戦目へ

スポニチアネックス / 2024年8月7日 14時4分

初回、栗山英樹氏(前列左から2人目)が見守る中、打席に向かうドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース2―6フィリーズ(2024年8月6日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、本拠でのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4打数無安打に終わり、打率は.306まで下がった。チームも左肩手術から復帰後3度目の先発となったクレイトン・カーショー投手(36)が5回途中1失点と好投も、試合は敗れて連勝が3でストップ。ナ・リーグ東地区首位フィリーズとのポストシーズン前哨戦は1勝1敗として7日(同8日)の3戦目を迎えることになった。

 この日は日本ハム時代の恩師で昨春のWBCでは侍ジャパンの監督としてチームを3大会ぶり3度目の優勝に導いた栗山英樹氏が、三塁側バックネット裏の次打者席付近の最前列で観戦。第1打席は左腕サンチェスの初球を打って二ゴロ、第2打席はカウント2―2から左飛に終わった。1点を追う5回2死一塁の第3打席はボール気味の内角シンカーに詰まらされて二直に打ち取られた。

 1―4の7回の第4打席は2死一、二塁と一発出れば同点の好機。2番手左腕ストラームに対し、フルカウントまで持ち込んだが最後はスライダーにタイミングを外されて右飛に終わった。

  故障者続出のチームにまたもアクシデントが発生した。右肩違和感から復帰し、6回から3番手で登板した右腕グラテロルが、3人目のリアルミュートに4球目を投じた時点で右足を押さえて負傷降板した。前日には救援陣の一角トライネンが左臀部の違和感を訴えて負傷者リスト入りしただけに、デーブ・ロバーツ監督にとってはまたも悩みの種が増えた形となった。降板後、ドジャースは右太腿裏を痛めたと発表した。

 グラテロルのアクシデントもあり、救援陣が中盤以降に失点を重ね、8回にT・ヘルナンデスが25号ソロを放つも追い上げは及ばなかった。

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