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【甲子園】“怪物・江川”の打席立った滋賀学園・多胡「自分のところまで歩いてきてくださって」握手に感激

スポニチアネックス / 2024年8月7日 14時10分

<有田工・滋賀学園>始球式を務めた江川卓氏(中央)(撮影・中辻 颯太)

 ◇第106回全国高校野球選手権記念大会第1日  滋賀学園10-6有田工(2024年8月7日 甲子園)

 第106回全国高校野球選手権記念大会が7日、甲子園球場で開幕した。開幕試合となった第1試合は滋賀学園が有田工(佐賀)を下し、夏初勝利を挙げた。

 先攻の滋賀学園で1番に入った多胡大将(3年)は、江川卓氏の始球式で打席に入り、江川氏のワンバウンドしたボールを空振り。“怪物”のオーラを間近で感じた。

 江川氏が始球式の後、ボールを受けた有田工の捕手・畑元大雅(2年)だけでなく、自身のところにも足を運んで握手し、声をかけてくれた。

 多胡は「最後に自分のところまで歩いてきてくださって握手していただいた。むっちゃいい人ですね。記念になります」と大感激の様子。

 現役時代は剛速球を武器に活躍した江川氏のボールはワンバウンドとなったが「緩いボールが来るような気がしていました」と振り返った。

 試合は4打数無安打だったものの初回の第1打席で四球を選び、4番・岡田の適時打で先制のホームを踏んだ。

 江川氏は始球式の後に「ぜひいい思い出をつくってくださいと伝えました」と両校の選手に声をかけたと明かしている。

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