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スケボー女子 表彰台3人の母が全員日本人の“わけ” 世界で話題を集める日本人母の存在感

スポニチアネックス / 2024年8月7日 17時18分

スケートボード女子パークで銀メダルの開、金メダルのトルー、銅メダルのブラウン(左から)(AP)

 四十住が優勝した21年東京に続き、表彰台に立った選手は全員、母が日本人だ。

 優勝したアリサ・トルー(14=オーストラリア)の母は岐阜市出身の愛子さん。アリサには「愛理沙」の漢字もある。年に1度は岐阜を訪れるトルーは、祖母と会話するために日本語も勉強中。スタンドで見守った愛子さんは「天真らんまんな子。毎日楽しくスケボーをやっていたらこんなことになった」と驚いた。

 東京大会に続き銅メダルを獲得したスカイ・ブラウン(16=英国)の母は宮崎出身の美枝子さんで、ブラウン自身も宮崎で生まれ育った。「ブラウン澄海」として日本国籍も有している。

 東京五輪から実施されているスケボーで高まる日本人母の存在感は、世界でも話題を集めている。関係者は「技術を習得するために何度もこけるし、痛いのがスケボー。それでも繰り返して成長していくためには我慢強く、生真面目な気質が必要。日本の母のきっちりした教育や生活様式が役に立っているのでは」と推察した。

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